「金持ちになる男、貧乏になる男」は、
PPCアフィリエイトで稼いでいる僕の知人が絶賛していたビジネス書です。

彼とスカイプをしているとよく話題に上る本で、気になっていました。目次を見たら面白そうだったので購入。
感想文をいろいろと書いてみます。

これは、ぼくの感覚ですが、まず貧乏になる人が共通して持っている「思考」というのはあるような気がしていました。

貧乏になる人は大体の割合で「お金」に関して、何かネガティブなイメージを持っているようです。
例えば、「お金というのは汚いことをしないと手に入らないもの」という考え方だったり「お金を稼ぐのは大変なことで、苦労が伴うこと」と思い込んでいる方が多いように感じます。

「金持ちになる男、貧乏になる男」を読んで再認識したことはそういうことでした。

ただ、「お金を稼ぐということは大変なこと」という考え方は特に日本の場合だと、
小さい頃からほとんどの人が教育で叩きこまれている考え方であり、これを矯正するのは本当に大変なことであると思わされます。
ある意味で「常識を覆す」わけですから、大変ですよね。

「金持ちになる男、貧乏になる男」ではそう言った世の中の事実みたいなものが非常に淡々と書かれてあります。
個人的には「この思考を自分に埋め込むだけで、案外簡単にお金持ちになってしまうんじゃないかなー」と思わされます。
そのくらい「お金持ち」と「貧乏」の違いがはっきりと書かれてありました。

では、感想文を書いていきたいと思います。

お金持ち思考と貧乏思考について

お金持ちな人と貧乏になる人は、やはり考え方が根本的に違います。
そして、特筆するべきことは、やっぱり「金持ちは金持ち」と、「貧乏人は貧乏人」と、積極的に付き合うという点です。
この本の中で、タックンが面白いなーと思った項目の一つに、「貧乏人は、誰とでも気安く付き合い、金持ちは付き合う人を慎重に選ぶ」といったものがありました。
これは面白いなーと思いました。
僕個人としても、やはりなんだかんだで「時間」は大切なので、特に稼ぐようになってからは、誰とでも気安く付き合うことはしなくなったな、と自分で感じたからです。
生産性の無い飲み会に付き合うよりも、家で一人でサイト作成をしていた方が、長期的に僕を豊かにしてくれるということを、僕は知ってしまったからです。
時折「孤独」を感じたり、「自分ってドライな人間なのかなー」と考えたりした時期もありましたが、僕が会ってきた成功者は皆「付き合う人は選ばないといけない」といいます。
その意味が少し理解できた気がしました。

また、「貧乏になる男、金持ちになる人」曰く、「人間は付き合っている人と似てくる」と言います。
だからこそ、学ぶことが多い人間と付き合いなさいということだそうです。
また、この項目には、「貧乏人は金持ちと付き合っていることをひけらかすだけだ」といったことも書かれてありました。

う~ん、なるほど!笑

たしかに、著名人と知り合いだということをひけらかす貧乏な人を、僕はたくさん見てきたような気がします。
そういう人って何ができるかと聞かれれば、たいてい「何もしていない」んですよね。だからだいたい成長が無い。これはよくないなと思います。

「金持ちは付き合う人を慎重に選ぶ」

確かになるほどなと思ったのでした。

貧乏人はリスクを回避するが、金持ちは成功に向けてフルスイングする

これも「金持ちになる男、貧乏になる男」に書かれてあったことです。
たしかになるほどなと考えさせられます。僕はなんだかんだで就職せずに、かなり独創的な道を進んでいる方だと自分でも思うのですが、
やっぱりほとんどの人は「リスクを回避する」という選択をしますよね。
これって逆に考えるとものすごくチャンスなのです。
たとえば、有名な言葉で、「ビジネスは10回に1回は成功する」という言葉がありますよね。
これって「たった10%」と思うでしょうか。それとも「えっ、10%も!?」と思うでしょうか。
これが貧乏になる人と、お金持ちになる人の違いです。

たとえば、ある事業に、100万円をかけて参入したとしましょう。
ここでミスったら100万円の赤字です。9回ミスったら900万円の赤字。
でも、10回目で成功したとして、1億の売上げがあがったらどうでしょうか。一気に全て回収できますよね。
ビジネスの世界では、こういうことはよくあることだと思うのです。
でも、貧乏な人にとっては「100万円は大金」だから、そもそも失敗すらできないということになります。
まぁ、安定を求めるならそれでも良いんですが、、、でも今の時代、安定なんてそもそもありません。

それでも貧乏な人は、長期的な考え方ができないわけなので、リスクをとります。だから貧乏のままということです。
ちょっときつい書き方になっちゃっているかもしれませんが、これは事実です。

貧乏になる人は「宝くじ」に期待をよせる

ちょうど年末になると、年末ジャンボ宝くじに並ぶ人が居ますね。
反感を恐れずに書くと、宝くじを並んでまで買う人は、ほぼ確実に貧乏です。
なぜなら、宝くじの懸賞金にだけ目が言って、その回収率の低さに気づいていないからです。
宝くじは僕の感覚だと、もっとも質の悪いギャンブルです(爆)宝くじを買って、幸せになった人を僕は一人も知らないんですが、どうなんでしょうか。

と、思っていたら、「金持ちになる男、貧乏になる男」にも同じことが書いてあってびっくりしました。
本曰く、「貧乏になる人が宝くじを好むのは、『金持ちになれるかどうかは、運で決まっている』」と思っているからだそうです。要するに、貧乏になる男は、自分の能力を信じていないということになるそうです。

これもなるほどな、と思わず思ってしまいました。
このブログを読んでくれている人にはぜひ伝えたいですが、はっきり言って宝くじは買っちゃだめです。
まぁ、買いたいなら買っても良いんですけど、それを買うくらいならまだ詐欺商材でも買って勉強した方が良いのでは?と思ってしまうくらい、回収率が低いのが宝くじです。
まぁ、宝くじの功罪については今度じっくり書こうかと思いますが(笑)

・・・。

少し脱線してしまいました。

この本で学んだこと

・お金持ちになるためには、リスクを恐れてはいけない
・お金持ちになるためには、大きい視点が大切である
・お金持ちになるためには、付き合う人間を慎重に選ぶ必要がある。
・お金持ちは「成功すること」こそが生きがいである