どうもです。タックンです。
今日は、LTV(顧客生涯価値)について、話をしてみようかなぁと思います。
最近よくアフィリエイターのブログなどでLTVについて書かれてあるのを見かけますよね。
LTVとは要は簡単に言ってしまうと、
「そのお客さんが、生涯をかけて、
いくら、会社に利益を落としてくれるか?」
を考えてみることです。
当然ですが、お客さんは、一つの商品だけを購入して生涯を終えるわけではないですよね。
1日に何を購入するかは人それぞれですが、
たとえば僕の場合は、
最低限、1日に数回は食事をしますし、
アフィリエイト活動に必要な情報があればお金を払って購入することもあります。
アフィリエイト活動に新しいパソコンが必要なら、パソコンを購入しますし、
最近ではパソコンの容量がいっぱいになったので外付けのHDDも購入しました。
僕は釣りが趣味なので、
定期的に釣り道具を購入したりもします。
人はこのようにその時その時に必要なものを、
購入したりしますよね。これがいわゆる消費活動です。
生活をしていれば、このような消費は毎日当然に起こります。
家の電球が切れたと思えば、電球を買いに行きますし、
新しいMac OSが出たといえば、人々はそれを購入するわけです。
で、これらの一連の消費活動を、
なるべく自分のところで行ってもらおう!
という考え方が、いわゆるLTV(顧客生涯価値)ですね。
たとえば、上記の例だと、
パソコンを購入した。パソコンに必要なハードディスクを購入した。
釣り道具を購入した。家の電球が切れた。
新しいソフトウエアを購入した。
ともなると、年間で計算してみた時には数十万はいくわけです。
これをもし僕がある一つの会社で全て購入していたとしたら、
僕のその会社でのLTVは数十万円となるわけですね。
たとえば、
「私は全身ルイヴィトンなの!」という、
全身全霊でルイヴィトンがお好きな女性が居たとしましょう。
(全身ルイヴィトンってよくわからないですが。笑
まぁそこはスルーしてください。)
この女性がもしルイヴィトンを全身に身にまとったとしたら、
たぶんこの女性がルイヴィトンにもたらす利益は、合計で数十万くらいにはなると思います。
で、この女性、人は基本的に一貫性がありますので、
「去年はルイヴィトンで全身をやったから、
今年はシャネルにしよう♪」
とはたぶんあまり思わないですよね。
「私はルイヴィトン推しだから、
今年もルイヴィトンの新作で全身をきめよう!」
と思うわけです。
そうなればこの女性のルイヴィトン的生涯顧客価値は、
【この女性が年間でルイヴィトンにもたらす利益×この人がルイヴィトンファンである年数】
として計算することができるかと思います。
これがいわゆるライフタイムバリューと呼ばれるものです。
LTVを考える面白さ
上の例は
・あくまでその女性がルイヴィトンファンである
という独立的な事象で考えましたが、
LTVの面白さはそれだけではないですね。
例えば、僕の元クライアントに、
「妊婦」をターゲットにしてサロンを展開されている方がおりました。
「妊婦」
このキーワードにピンときた方は、
相当、マーケティングの腕が達者です。
そうです。
「妊婦」には、数ヵ月後にお子さんが生まれるのですね。
小さいお子様がいらっしゃる方なら容易に想像がつくかと思いますが、
小さい子供というのは何かと手がかかります。
生まれたばかりの赤ちゃんには必要なものがたくさんあります。
・ほ乳瓶
・紙おむつ
・ベビーベッド
・乳児用のお洋服
・(少し大きくなったら)ベビーカー
・(車移動が多い方なら)チャイルドシート
と、ちょっと考えただけでも必要なものがわんさか出てきます。
お子さんがもう少し大きくなってきたら「習い事」も検討するかもしれませんよね。
要は、ビジネス的に見ると、
「妊婦」というところだけでも数年以内にこれだけお金を使う可能性があるということなのですね。
ここに、どれだけアプローチをしかけられるか?
というのがLTVの考え方です。
僕ならもし上記のようなものを販売できる状況が整っているなら、
「妊婦」と言うキーワードで
幾らかかってもいいですからリストをひたすらかき集めるかもしれません。
1人顧客獲得ごとに10000円かかっても、
上記のようなものを販売していける可能性があるとするなら、
数年以内にはペイできる可能性を感じるからです。
たぶん普通に考えて、妊婦商戦は今はそこまで熾烈ではないですから、
10000円もかかることはないでしょう。
(看護師なら激戦ですが。)
それなのに、長い目で見た時には充分すぎるほどの利益を受諾できる可能性があるわけですね。
これがLTVの面白さです。
LTVが出来るようになると、何ができるようになるか
一言で言うならば、
「一人の顧客から、無限に利益を生み出すことができる」
というメリットがあると思います。
なぜならその人の一生にかかる消費活動を担うことができるわけですから、
「無限に」と表現してもあながち間違いではないと思います。
で、これができるようになると、
会社の経営がとても安定すると思います。
多くの経営者は「新規顧客獲得」にものすごく頭を痛めているわけですが、
LTVの考え方が出来れば、新たに新規顧客を獲得する必要性がなくなります。
新しい商品や、サービスが生まれたなら、
既存の顧客に案内するだけで売れるという状況になるからですね。
こういった状況なら、別に新規顧客を獲得しなくても、
次々と物が売れるという状況を作り出すことができます。
実は、企業が一番コストをかけているのは、
「新規顧客獲得」の部分だったりするわけですね。
なので広告業の一端である、アフィリエイトが儲かるのですが、
アフィリエイターもこのLTVの考え方を取り入れることで、
・この商品を販売するには、どういった人に訴求すれば良いだろうか?
という視点が見えてくるような気がします。
これからアフィリエイトを始める人はどうすれば良い?
さっきは
【企業が一番コストをかけているのは、
「新規顧客獲得」の部分である】
というお話をしました。
要は、アフィリエイト報酬というのはこの部分から出ているわけですね。
ですので、アフィリエイトで売上を上げるということ自体は、
別にLTVというものを意識しなくても、別段問題はありません。
ただ、LTVを意識することで、
・サイトのアクセス獲得にかかるコストを減らすことができる
とタックンは思っています。
たとえば、さっきの例なら「妊婦」をターゲットに、
「妊婦お役立ちサイト」を運営したとしましょう。
そういったサイトに来てくれる方は、
基本的には「妊婦」、
「子供を生む予定がある」という方です。
そういった方に
「これから生まれてくる子供のために」
ベビーベッドやベビーカー、チャイルドシートを売るのは
非常に理にかなっていると思います。
この場合、
「ベビーベッドを売る」というゴール地点は一緒ですが、
「ベビーベッド販売サイト」を作成するのと
「妊婦お役立ちサイト」から「ベビーベッドの販売」
では、たぶん後者の方が爆発力があると思います。
なぜなら「ベビーベッド販売サイト」は、
「もうベビーベッドを購入する」と決めている人からのアクセスしか望めません。(分母が少ない)
が、
「妊婦お役立ちサイト」なら、「妊婦全般」がターゲットになりますので、
分母が大きいですよね。
「もうベビーベッドを購入すると決めている人のアクセス」
はそもそも分母が少ないので集めるのが大変ですが、
「妊婦お役立ちサイト」なら、アクセスを集めやすいというメリットがあります。
そして、ベビーベッド以外にもチャイルドシートを売れる可能性もあるし、
ベビーカーを売れる可能性もあるということですね。
売れるアフィリエイターを目指すなら、このような視点を持っておくと、
後々良いことがあると思います。
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そういやあ、チビたちが生まれた時はワシも大変やったなぁ・・・。
パンダさん子供いらっしゃるんですか。
当たり前やん!子供おらんかったら今頃Googleの雇われ人なんかやってないで。
タックンさんこの記事、サービスしすぎじゃないですか?
いえ、大抵の人は重要な記事を重要なものとして読んでないので、
このくらいで大丈夫です ^¥^
その顔文字なんかムカつくので、
この記事についたリンクは全部無効化しておきますね。
ちょ、それだけはかんべんしてください。
LTV、いかがだったでしょうか。
少し意識してみるだけで、
あなたのサイトの売上が爆発するかも、しれませんね。