僕はサイトアフィリエイトで収益を上げていますが、
そういった自己紹介をすると、SEOに関する質問が後を絶ちません。
例えば、
『「○○」というキーワードを上位行事させたいんですが、タックンさんなら可能なのでしょうか?』
という質問をよく頂きます。
もしくは、
『以前「○○」というキーワードで上位表示させていたのですが、飛んでしまいました。どうすれば元に戻せますか?』
といったような質問は非常に多いです。
この質問に真正面から答えるなら、
「上位表示できる場合もあるし、できない場合もある」
といったところでしょうか。
というのも、Googleのアルゴリズムは常に変化しており、未来永劫これでOKというノウハウは、あまり無いからなんですね。
もちろん、鉄板の考え方というのは当然あるかと思いますが、正直な話、
安直なSEOはアルゴリズムの切り替えのタイミングで順位がかなり乱れますので、精神衛生的にもあまりおすすめではありません。
特にビックキーワードの場合、Googleのアルゴリズム的要因の他にも、ライバルサイトが施工しているSEOの状態によって、すぐに上位表示できてしまうケースと、そうでないケースの差が激しい印象があります。
Googleの思惑に、生活を委ねてはいけないという話
きっとアフィリエイト初心者や、ネットビジネス初心者の場合は、ビックキーワードというと、
ジャパニーズドリームと言えるくらい、上位表示させたいものというところがあるかと思います。
現に、僕自身ビックキーワードに表示させた経験は何回もありますが、
ビックキーワードはやはり検索数が多いので、必然的にサイトの露出も増え、結果的に稼げます。
僕の場合は過去にあるキーワードで、そのキーワードからの集客だけで月間30万円くらい稼がせていただいた時期もありました。
ただ、これは、
タックンが施工したSEOと、Googleの思惑が、たまたま一致した例にすぎません。すぎないと思っています。
全く同じようにSEOをかけてビックキーワードを狙ったサイトもありましたが、
こちらのサイトはなかなか上位表示されず泣かず飛ばず…。
昨今の検索エンジンでは、検索結果を決める要因は200以上あるといわれており、上位表示されない理由が全くわからない…なんて例は決して少なくありません。
特に、こういったことは、ライバルサイトも多いビックキーワードではよくある現象です。
要するに、不確定要素が多すぎるのです。
不確定要素が多い場合はどうするのか…。
そうなった場合は、「考えられる要素」をひとつひとつ潰して行く作業が必要になります。
ビックキーワードで上位表示を狙う場合、こうしてひとつひとつ要素を細分化して少しずつチューニングしていくのが基本となるのですが、
ひとつどうしても避けられない要素があります。
それが「アップデート」です。
最近では、パンダアップデートや、ペンギンアップデートなんかは、SEO業界では話題の中心に挙げられていますよね。
要するにGoogleは、検索結果の平均化を図るために、あるタイミングでまた要素をばらばらにするのです。
これをされてしまうと、あるタイミングまでOKだった施工が、あるタイミングからはNGになる…なんてことは当たり前に起こりえます。
これが、ビックキーワードで上位表示するのが難しいといわれる一番の要因です。
スモールキーワードでも問い合わせに繋がる方法を目指すのが吉
ビックキーワードでのSEOは、時折Googleによって要素がバラバラにされてしまうので難しい…。という話をさっきしました。
なら、結局のところWebの集客はどうやってやればいいのか?
そういう声が聞こえてきそうです。
これは、究極的に言ってしまうと、安定的に集客をしていきたいのであれば、
「どこかのサイトから広告を買うこと」
が一番安定だと思います。
その広告元サイトに問題が発生して、良いアクセスがもらえなくなった場合は、広告をストップしてしまえばいいだけの話。
広告業界ではこれを「費用対効果」等と言ったりしますよね。結局、Webの世界でも同じことです。
でも、そんな広告予算なんかかけられないよ…。
という声も聞こえてきそうです。
そんな場合は、ズバリ、ライバルが少ないスモールキーワードで集客するというのが、今の段階では一番おすすめです。
スモールキーワードの場合、基本的にライバルが少ないですので、まず検索結果が乱れたりする可能性が非常に低いです。
また、スモールキーワードなら、その分野、そのキーワードにより強い興味を持っているニーズの強い顧客を捕まえることもできるでしょう。
極端なことを言ってしまうと、スモールキーワードで、問い合わせに繋がるサイトを作れるかどうかが、大事と言えます。
逆に言うと、ビックキーワードで問い合わせがあるのは「当たり前」の話でもあります。。
結局は販売力が決め手
スモールキーワードで集まってきた細かいアクセスがあるけど…これをどうすれば成約に繋がるの…?
と思ってしまう方も居るかもしれません。ここで大切になってくるのは、結局「販売力」と言えます。
要するに、少ないアクセスをいかにして打ち落とすかということですね。
これを考えるのは結構楽しい作業です。
要はアクセス解析なんかを見ながら、「このユーザーは一体何を求めているんだろうか…?」と考える作業ですね。
これが読めるようになると、Webサイトの売り上げは一気にあがります。
販売力が付くようになると、今度は「ビックキーワード以外でも稼げる」ということに気づくと思います。
そうなるともっと面白いですね。ネットが宝の山に見えるようになります。
では、具体的に「販売力」をあげるにはどうすればいいのか?
それはまた追々このブログなどでご紹介していければと思っております。
サイトの売り上げを上げたいという場合であれば、
ビックキーワードを狙うのも良いが、スモールキーワードからのアクセスを大切にする方が、
より確実に売り上げUpに繋がる場合がある!
要するに、スモールキーワードを成約に結びつける販売力が大切なんである。